一度は行ってみたいタニタ食堂の店頭情報を密着レポートする!

Tanita dining room

そもそもタニタ食堂とは

ヘルスメーターや血圧計などの計量器を製造・販売する株式会社タニタが、2012年に東京丸の内に最初のタニタ食堂をオープンしました。

「はかる」を通して人々の健康づくりに貢献し、「健康をはかる」から「健康をつくる」提案を標榜する同社にとって、タニタ食堂の運営はその流れに沿ったものと言えるでしょう。

筆者もランチで、タニタ食堂を利用するようになりました。タニタ食堂には、日替わりメニューがあり、タニタ社員食堂のコンセプトを忠実に再現したメニューになっています。さらに、プロ仕様の体組成計を設置したカウンセリングスペースがあり、管理栄養士による無料アドバイスが受けられます。

今回は、タニタ食堂に行ってみなければ分からない店頭情報をレポートします。

タニタ食堂の5つのこだわり

タニタ食堂に行くと、「タニタ食堂 5つのこだわり」という次の内容のポスターが掲示してありますのでご紹介します。こだわりのエッセンスは次の通りです。

500kcal前後で満腹に!!

こだわり1 一汁三菜の定食スタイル
こだわり2 野菜をたっぷり使う
こだわり3 噛みごたえを残した調理をする
こだわり4 味付けにこだわる
こだわり5 ご飯は1膳100gを目安に

こだわり1 一汁三菜の定食スタイル

伝統的な和食のスタイルが、バランスも良い食事習慣になっているということです。本HPの「糖質オフは単純に炭水化物を止めるだけでは絶対に成功しない理由」でも採り上げていますので、参考にしてください。

糖質オフは単純に炭水化物を止めるだけでは絶対に成功しない理由
糖質オフをするときつい見落としがちなこととは 糖質オフは、三大栄養素の炭水化物、タンパク質、脂質のうち、炭水化物に含まれる糖質を控えること...

こだわり2 野菜をたっぷり使う

1日の野菜摂取量は厚生労働省の目標値は350gとされ、成人の1日の野菜摂取量(1997年)は292gと不足。タニタ食堂では1食あたり200gを目標に野菜を使用し、見た目にもカラフルで満足感に繋がるとしています。

こだわり3 噛みごたえを残した調理をする

大き目のカットと素材に火を通し過ぎないことがコツとしています。常識では加齢とともに小さくカットし、よく火を通して消化を良くすることが大切と思いきや、その逆であることに驚きます。大きく切る、硬く調理することで、噛む回数を増やし、脳が満腹と感じる20分程度の時間を稼ごうという趣旨です。

こだわり4 味付けにこだわる

厚生労働省の日本人の食事摂取基準(2015年版)では、1日あたりの塩分摂取量の目標量は、男性8g、女性7gと厳しくなりました。タニタ食堂では1食あたりの塩分量を3g前後としていますから、だしや調味料を使って工夫しています。薄目の味付けですが、2~3回食べると薄いとは感じなくなります。

こだわり5 ご飯は1膳100gを目安に

雑穀米のご飯です。おすすめの量は100g、カロリー換算では160kcalです。ご飯茶碗には内側に線があり、下の線は100g(160kcal)、上の線は150g(240kcal))となっています。

なお、「タニタ食堂 5つのこだわり」はタニタ食堂のHPでも内容を確認することができます。ただし、HPの内容と店頭ポスターでは若干内容が違い、こだわり1 一汁三菜の定食スタイルがありません。

ご飯はこだわり雑穀を使用

ごはんはこだわり雑穀が使われています。岩手県にある農場の生産者が顔写真付きでポスターになっています。

タニタ食堂で使用している雑穀は、すべて岩手県産です。無農薬または減農薬(黒米のみ減農薬)で丁寧に一つ一つ手作業で作られています!
栄養たっぷりのもっちり美味しいごはんをお召し上がりください。

すべて国産の雑穀は味も食感も様々で個性があり、期待できる健康効果に合わせて週替わりでオリジナルブレンドも実施しているようです。たとえば、次のようなブレンドの仕方があります。

すっきりブレンド(丸麦・あわ・ひえ・たかきび):便秘解消
ほかほかブレンド(ひえ・たかきび・いなきび):冷え性の方に
美肌ブレンド(あわ・いなきび・ひえ・丸麦):美肌ビタミンが白米の8倍
デトックスブレンド(黒米・ひえ・丸麦・たかきび):むくみ解消とデトックス効果
疲労回復ブレンド黒米・たかきび・あわ・いなきび):滋養強壮作用あり
ほっそりブレンド(黒米・たかきび・あわ・いなきび):ダイエットにおすすめ

こうした雑穀ブレンドは、管理栄養士・雑穀GUIDE・フードコーディネーターの中西由紀さんが雑穀を採り入れた食事の提案に努めて活動されています。ヘルシーメニューや、ヘルシーカレーの作成も行っています。

「タニタ食堂監修メニュー」のこだわりとチャレンジ

タニタ食堂監修メニューのポスターも掲示されています。

こだわり:たっぷり野菜を使用する。
健康のためには1日350g以上の野菜が必要だと言われています。調理法を工夫し、1食あたり200g前後の野菜を使用します。

第1弾 麺メニュー
ラーメン・うどん・そばからパスタ等 麺類メニューを提供致します。

第2弾 丼ぶりメニュー
野菜をたっぷり使用した丼ぶり飯をご用意致します。

たっぷり野菜のタンメンは、野菜使用量200g、カロリー515kcal、塩分5.2g、BOT(ベーコン・オクラ・トマト)スパゲッティでは、野菜使用量215g、カロリー541kcal、塩分2.2gとなっていました。

ポスターには開始時期が明示され、とかく糖質が多くなりがちな麺、丼ぶり物に、野菜を採り入れながらチャレンジしている様子が伝わってきます。

まとめ

ご紹介したメニュー以外に、カロリーや塩分が高くなりがちな洋食メニューを、野菜をたっぷり使いながらタニタ食堂のノウハウで開発しています。

また、2018年6月6日(水)に新業態の旗艦店「タニタカフェ有楽町店」がオープンしました。そこでは、新食感の“噛む”スムージー「カムージー」のほか、ポリフェノールが2倍の「タニタコーヒー プレミアムブレンド」、食べ物では、「有機野菜ともち麦のサラダボウル」、「和だしのフォー」など、野菜がたっぷりなメニューがあります。

これからも、タニタ食堂、タニタカフェのこだわりとチャレンジから目が離せませんね。

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