外食でご飯を残さないようにするたった一つの心掛け

外食でご飯を食べ残しする人が多くなってきた

糖質オフ・糖質制限を始めた人が多くなり、外食でご飯を食べ残しているケースが多くなっていると聞きます。

これまでご飯を残すのはほとんど若い女性でしたが、中高年の男性が目立って増えてきているようです。

「糖質オフ」をやっているから糖質の多いご飯の摂取を控えることは当然といえば当然。本サイトでも、どちらかと言えば「ご飯半分」などを推奨する立場ではあります。

ご飯を残すことの是非を含め、ネット上では糖質オフ・糖質制限をしている人、していない人、それぞれの立場で様々な意見があることが分かりました。その主な意見を整理してみました。

ご飯を残す人の意見

・自分が糖質制限やダイエットをしていることが分かってしまうのが嫌(なのでご飯を断わらない)

・最初からご飯がセットだと断りづらい

・ご飯を少なくしてもらうことが店に手間をかけることがある

・おかず単品やサイドメニューを注文できる店に行くこともある

・店の方でも何か考えてほしい

ご飯を残すことに反対の意見

・注文したのにご飯を残すのは良くないので、最初から注文しないか少な目に注文すべき

・糖質制限をしている人は外食しなければいいのに

・ご飯の大切さを子供の頃から教えられたので残すこと自体良くない

・お米の生産者、ご飯を運んでくれる人、料理を作ってくれるコックさんに申し訳ない

・ご飯を食べ終わったときの器にご飯粒がない方がきれい

・単品でおかずやサラダを注文すれば良い

ご飯を残す人も残さない人もごもっともな意見

健康や未病のため糖質制限やダイエットをしている人にとって、糖質の少ないおかず単品を注文できる店は良いのですが、定食やセットの場合はできるだけご飯を残さない努力というか、一言の勇気が必要かもしれません。

「ご飯は要りません」とか「ご飯は半分で」と、キチンとお店の人に伝えてみることが大切なのではと思いました。値引きも期待してはいけませんね。

ご飯を残すから外食しなければ良いというのは少し言い過ぎかもしれません。糖質オフ・糖質制限をやっている人だって、必要に応じて外食をすることはあります。

ご飯を残すことに反対の意見の人の多くは、小さい頃からご飯の大切さを知りお米を粗末にしない、ご飯の生産、流通、消費の関係者にも気配りがある方ではないかと思います。

ご飯を残す人も、残さない人もごもっともな意見ですね。

外食では糖質オフ・糖質制限のニーズへの対応も

糖質オフ・糖質制限をする人が増加したため、一部の飲食店ではこのニーズを捉える動きがあります。

すでに有名ですが、東京ミッドタウンにあるイタリアンレストラン「Botanica(ボタニカ)」では、糖質制限コース料理を出しています。筆者も3回ほど利用しました。

この店の糖質制限コース料理は、糖質の低いふすまパンや独自に開発したパスタ麺などを使いながら、美味しさは普通のコースと何ら変わりません。しかもアイスクリームやケーキなどの5種デザート盛り合わせは、圧巻の一品です。コースの全糖質量も20g程度で、半ライス程度しかありませんから驚きです。

糖質オフなのに5種類のデザートとは

2015年には、外食チェーン「いきなり!ステーキ」が糖質制限の対応を始めています。ランチでライス抜きは100円値引きを全店で実施し、直営店舗では付け合わせの糖質が多めのコーンを糖質の少ないブロッコリーやインゲンへの変更できるようにしました。

「すき家」は牛丼ライトをメニュー化し、ご飯の代わりに豆腐とキャベツなどを使って提供し、外食チェーン「大戸屋」も単品注文やサイドメニューが充実しています。また、この「大戸屋」を始め、カレーハウス「CoCo壱番屋」などでもご飯の量を選べるようになってきています。

外食チェーンでもゆっくりですが着実に、糖質オフ・糖質制限への対応が始まっていることを実感します。

まとめ

飽食の時代と言われて久しいですが、お米を作ってくれた人やご飯の提供者への感謝や尊敬の気持ちははやり忘れてはいけません。

そのうえで、健康のため未病のために恥ずかしがることなく、ゆるやかに糖質オフ・糖質制限をやっていけば良いのではないでしょうか。

外食先では断られることもあるかもしれませんが、「ご飯は要りません」「ご飯は半分で」「ご飯少なめで」と、勇気を持って言うことも必要です。

自戒も込めて、そうしたいと改めて思いました。

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